『月色光珠 空恋う銀糸の果て』 [ライトノベル(少女)]
「月色光珠」シリーズ最新作。主人公の少女、琳琅が、父をついで剣道の道場を再開する。
魏有ら、周囲の人々に守られつつ、守る人になりたいとがんばる琳琅。
そこに現れる、昔の道場、昔の琳琅を知るという少女。
一方、街には飛天竜駒を騙る盗賊が残忍な犯行を繰り返す。飛天竜駒である李尚の過去を知る者の犯行なのか。
噛み合わない琳琅と魏有という関係をベースにしつつ、李尚を単なる魏有のライバルにせずに丁寧に書いているところもいい。基本的なストーリーはもちろんぶれないが、巻毎に趣向を変えてきている所も飽きさせない。
★★★★
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