『ゴーストハント1 旧校舎怪談』~『ゴーストハント 7 扉を開けて』 [ライトノベル(少女)]
しばらく積読にしていたのですが、一気に読みました。
以前、講談社X文庫で出ていた「悪霊シリーズ」をリライトしたシリーズです。コミック化もされました。
読み比べたわけではないですが(「悪霊シリーズ」を読んだのは随分と昔)、リライトされてだいぶ硬い感じになりました。ティーンエイジャー向けのソフトでライトな感じから、本を読みなれている人を対象に硬質な感じになった、そんな気がします。
小説としては練り直された感じがしますが、もともとの対象のティーンエイジャーからすると、どうでしょうね。これは、同作者の「十二国記」も状況は同じような気がします。リライトよりも、新作にこのパワーを向けて欲しいなあ。
★★★★
『宮廷詩人に捧げる一皿 運命の包子』 [ライトノベル(少女)]
中華ライトノベル、っていうのかな。中華風の舞台で、料理人を目指す娘・彩花が行き倒れの青年を助ける。助けるといっても、昼食にするために持っていた包子をあげただけだったのだが・・・
そんなわけで、トラブルに巻き込まれ的なストーリー展開。
中華風な舞台で、「月色光珠」とかに似た雰囲気かな。コバルトでは時々、こういう中華風がありますね。少女受けするのかな?
★★★
月色光珠 黒士は白花を捧ぐ (月色光珠シリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 岡篠 名桜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/31
- メディア: 文庫
『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと湖の恋人』 [ライトノベル(少女)]
『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと湖の恋人』 (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/10/30
- メディア: 文庫
スコットランド行も一段落。
シャーロックとクリスは疲労と緊張から解き放たれて、ゆっくりとした時間を過ごす。
が、結婚にはやるシャーロックと、クリスの微妙なずれはすぐには縮まるものではなく。
ということで、この後どうなるかが判っているようなそうでないような、微妙な感じでシリーズ終盤。
次の巻が積読に埋もれたまだ読めていませんが、楽しみなシリーズです。
★★★★
恋のドレスと陽のあたる階段 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 文庫
『グランドマスター! 名もなき勇者の物語』 [ライトノベル(少女)]
『グランドマスター! 名もなき勇者の物語』 (コバルト文庫)
- 作者: 樹川 さとみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 文庫
『グランドマスター!』完結の最終巻。
神の依代として記憶を失っていくシーカ。彼女を守るハルセイデス。そしてばらばらになっていた黎明の使者団は、次第に集う。
まあまあきれいな終わり方だとは思うけど、微妙にすっきりしない感じもする。なんか、物語のトーンが前半と後半で違ってきちゃったからかな。
★★★
『ミスティーレッド はざまの街と恋する予言者』 [ライトノベル(少女)]
『ミスティーレッド はざまの街と恋する予言者』 (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 文庫
「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」シリーズの作者の新シリーズ。
ヨーロッパの小国の王子・レッドと家出中の家庭教師・リリーベル。レッドの予言を信じ、レッドを守るためにリリーベルは奔走するが・・・
まだ方向性とかよくわかりませんが、雰囲気は、ミルカと似てますかね。
主人公の年齢設定が低いので、長く続くシリーズにはならないのかもしれませんが、楽しめるシリーズになってくれるといいな。
もうじき、次の巻がでるようです。
★★★★
恋のドレスとつぼみの淑女 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 文庫
忘れられた花と人形の館 霧の街のミルカ (霧の街のミルカシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 文庫
『グランドマスター! 黎明の繭』 [ライトノベル(少女)]
『恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと月の降る城』 [ライトノベル(少女)]
『恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』 (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/03/02
- メディア: 文庫
『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと月の降る城』 (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 文庫
いやもう、毎号がクライマックス、という状態ですが、波乱のストーリーが続きます。
が、揺れ続ける気持ち、すれ違う想い、みたいなところから、言葉にし、行動する、という風に進んできていて、本当に物語も終盤なんだろうなと思います。
クリスマスにいたるまでのすれ違いから、古城へ舞台を移し、さてどのように結末に向かっていくのか。
読み応えあるシリーズです。
★★★★
『グランドマスター! 刻まれた聖痕』 [ライトノベル(少女)]
『恋のドレスと聖夜の迷宮―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』 [ライトノベル(少女)]
『恋のドレスと聖夜の迷宮―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』 (コバルト文庫)
- 作者: 青木 祐子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 文庫
シャーロックとの気持ちのすれ違いから、失踪するクリスとパメラ。田舎町に滞在する二人の前にあらわれるシャーロックの父親、アルフレイド。
一方シャーロックは、苦悩しつつもクリスの行方を追うが。
うーん、面白い。クライマックスですかね。でも、このまま盛り上げつつしばらく続いてもOK。
★★★★
『グランドマスター!―あらたなる旅立ち?』『グランドマスター!―聖都をめざせ』『グランドマスター!―折れた聖杖』 [ライトノベル(少女)]
『グランドマスター!―あらたなる旅立ち?』 (コバルト文庫)
- 作者: 樹川 さとみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 文庫
しばらく積読でためてしまっていたので、まとめて読みました。
徐々にストーリーが進むんでいるとはいえ、基本的な構図は変わらずですね。
一向は聖都に行き、法皇と接見するが、そこにはある企みがあり・・・ そして、法皇暗殺未遂事件が発生。
容疑は同行していた使者団に向けられてしまう。
一向は、シーカは、そしてハルはどうする!?
そろそろ終盤でしょうかね。
★★★