『会社が嫌いになったら読む本』 [本(その他)]
こういうタイトルの本に触れると、変に誤解されそうでイヤなんですが、まあ、読んだんだからね。
こころの定年、をキーワードに、仕事に打ち込めなくなったら、を取り上げる。
といっても、いたずらに転職を勧めるのではなく、こういう働き方もある、など、行き詰ったときにどう考え、どう行動するかを提案する。
会社が嫌いになる前に読む本、でしょうか。
もう少し手に取りやすいタイトルだといいんですけどね。
★★★★
『ワーキング・ホリデー』 [本(その他)]
ホストの主人公の元に、自分の息子を名乗る少年がやってくる。
主人公は、ホストを辞めて運送屋で働き始めるが・・・
ひきこもり探偵の坂木司の小説。
ホストクラブのオーナーや、ホスト時代のお客、運送屋の同僚など、周囲の人々と助け合いながら、二人三脚で息子と暮らし始める主人公。
元ヤンキーといいつつ、まっすぐな主人公は、しかしさすがに存在すら知らなかった息子との暮らし、新しい仕事に戸惑うことも多くて・・・
ミステリーではないけれど、ひきこもり探偵の作者のカラーを感じる。
ひきこもり探偵が好きなら、これも気に入るでしょう。
★★★★