『不全世界の創造手(アーキテクト)』 [本(その他)]
やや対象年齢低めな感じですが、小川一水らしく、物作りの現場を追いながら世界が変わって行くことを描いていて、わくわくしながら読めます。
ただ、あまりどんでん返しとか意外な展開とかがなく、一直線に突っ走っている感じで、そこはちょっと物足りないかもしれない。どんでん返しとか意外な展開がない、というのは正しくないかな? 支援者の少女の境遇の変化はどんでん返しといってもいいか。でも、主人公にとってはちょっとした障害といった風で、インパクトはもうちょっとという感じ。
わくわくしつつもすらすら読めて、いい感じでした。
★★★★
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