『ROUTER』 [ライトノベル(少年・総合)]
桜ノ杜ぶんこは初めて手に取りました。作者は電撃文庫で『二四〇九階の彼女』という作品を読んでいたので、その雰囲気かなと思って読み始めましたが、概ねその予想は間違っていませんでした。
ルータが目覚めたのは、幻想病という病で願望に現実が侵食されつつある世界。目覚める前の記憶がないルータは青年・シノックとともに東京を目指す。そんな、ルータとシノックの旅の物語。
今回、この作者の過去のblog記事を検索したのですが、『幻想症候群』という作品があり、同じような世界設定の作品だったようです。残念ながら、ほとんど覚えていません。
哀愁を帯びたトーンとか、そういうところも『二四〇九階の彼女』を思わせます。
そういうのが好きな人にはあいそうです。
★★★
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