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『たまさか人形堂物語』 [ミステリー]


たまさか人形堂物語 (文春文庫)

たまさか人形堂物語 (文春文庫)

  • 作者: 津原 泰水
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/08/04
  • メディア: 文庫


祖母の形見となった人形店を継ぐことになった主人公・澪。風変わりな店員、職人に助けられてなんとかやっている。
人形の修理を引き受ける広告に、傷んだ人形を抱えてお客がやってくる。人形と同時に謎も転がり込んで、澪たちの活躍が始まる。

人形店を舞台にしたミステリー、きっかけが修理に持ち込まれる古い人形、ということで、最近人気の「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」と(古い人形と古書という相違と類似性もあり)重なる部分があるようにも感じます。でも、あちらは店主の栞子さんに謎があるのに対し、こちらは澪にはなくて、職人が謎、という点が違うなど、趣の違いもあります。

続きが出るようなことがあとがきにありますが、まだ出てませんよね? 続きが楽しみなシリーズ。

★★★★

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