『フリーランチの時代』 [本(その他)]
小川一水の短編集。
「フリーランチの時代」「Live me Me.」「Slowlife in Starship」「千歳の坂も」「アルワラの潮の音」の5作品を収録。
どれも、生きるということは何か、人間とはなにか、という問いを発し、その答えを探っている小説、と感じた。
どんな話かと書いてしまうと、ネタバレになってももうしわけないけれど、SFらしいいろんなシチュエーションにおいて、人はどうあるべきか、それを考えている小説。「アルワラの潮の音」は、近作『時砂の王』の番外編でもある。
小川一水は、長編も短編も読み応えがあるなあ。
★★★★
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