『戦う司書と虚言者の宴』 [ライトノベル(少年・総合)]
『戦う司書と虚言者の宴』 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-7)
- 作者: 山形 石雄
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 文庫
「戦う司書」も、後書きからすると後半戦? 前作から今作が起承転結の「転」なのかな。
武装司書に滅ぼされたかに見えた神溺教団だが、実は神溺教団は武装司書の下部組織であり、新たな楽園管理者を立てて組織を再建しつつあった。
と、戦いでぼろぼろになった武装司書と神溺教団、その周辺の人々共々善くも悪くも立ち直り、新たな物語に進み始めるまでの、あるいは中休み的な話、もしくは構図の立て直しの物語。
これ1作だけとってみればどうにも評価しにくいところだが、全体を通せば重要な折り返し地点なのかなと思う。
というわけで、次巻以降にさらなる期待。
★★★★
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