『扉の外 II』 [ライトノベル(少年・総合)]
前の『扉の外』は、それはそれできれいに完結していたので、どう続けるのかと思ったら、登場人物はかぶるものの、新しい展開を見せてくれました。
んー、ただ、根本は同じかなぁ。ゲームは単なる盤上のゲームではなく、プレーヤー同志の葛藤でもある。
その葛藤や互いが互いの戦術・戦略をどこまで読み切れているか、またそもそもゲームをどう捉えているかでゲームは思わぬ複雑な展開を見せる。
ただ、今回は、キャラクターの魅力が前作より落ちるかなぁ。前作も主要登場人物が多かった分、ステレオタイプな感じがあったけれど、今回は主人公以外はほとんど掘り下げられていない感じ。そこが物足りない。
次があるとすると、今度は正樹愛美が主役級かね!?
★★★
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