『幽霊には微笑を、生者には花束を』 [ライトノベル(少年・総合)]
Amazonで買いましたが、カバー買いです。
イラストのゆうろをゲームで知って結構気に入っていたので、多少逡巡しましたが、カバー買いしてみました。
まあまあ、期待以上でした。
科学を信奉し、霊だの呪いだのには懐疑的な目をむけ、オカルトマニアを論破する主人公。そんな彼のもとに、幽霊が現れて・・・
という話ですが、単に、懐疑論者→幽霊を認めざるを得ない状況に→霊的なものに理解を示す、というだけでなく、科学から見た幽霊はどんなものか、とか、その「幽霊」の性質は何に起因するものか、などを、ライトノベルという枠の中ではあるけれども、ある程度示していて、多少理屈っぽい読者でも、まあまあ読ませてくれると思う。(ただし、ハードSF的展開はない。あくまでライトノベル)
★★★★
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