『スノウ王女の秘密の鳥籠』 [ライトノベル(少女)]
野梨原花南の「よかったり悪かったりする魔女」シリーズ3冊め。
鈴木次郎のイラストがかわいらしくてなかなかよい。
雰囲気としては、同じコバルト文庫の「ちょー」シリーズを思わせる。
ちょっとインナーな世界に入った表現は、慣れないと入り込みにくい。っていうか、私もなかなかついていけない。が、想像力やストーリーの流れを意識すれば、難読でもなく、良くも悪くもこの作者なりの表現なのかと。
一応主人公なのだろう、シリーズタイトルにも入っている「よかったり悪かったりする魔女」を目指しているところのポムグラニットの活躍が余り目立たず、マダー、アザーの影に隠れがちなのがもったいない。
★★★★
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