『風の万里 黎明の空 十二国記』 [本(その他)]
十二国記はどの話も好きですが、この『風の万里 黎明の空』は特に好きだなぁ。
そんなわけで、何回目かの再読ですが、わくわくしながら読みました。
陽子もそうですが、みんな完璧な人間じゃない。弱いところ、駄目なところがあり、人に嫌われたり憎まれたりする。しかし、きっかけがあれば人は変われるし、変わるのに遅すぎるということはない。
そうして、彼女たちは助け合い、よい国を作るために、力を合わせる。
そうしてクライマックスのカタルシス。面白い。
7月1日にはオリジナル短編集『丕緒(ひしょ)の鳥』が出るそうで、楽しみです。
★★★★★
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