『煙突の上にハイヒール』 [SF・FT]
小川一水の、人とテクノロジーのかかわりを軸に描く短編集。
「煙突の上にハイヒール」「カムキャット・アドベンチャー」「イブのオープン・カフェ」「おれたちのピュグマリオン」「白鳥熱の朝に」を収録。
巻末の解説で坂木司でも書いているとおり、秘密を持った人の物語でもあり、テクノロジーという軸を持ちながら、秘密という主題も盛り込むことにより、温かみを持ったストーリーになっています。こういうところが、小川一水のうまいところですね。
★★★★
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