『マグダラで眠れ』 [ライトノベル(少年・総合)]
「狼と香辛料」の支倉凍砂の新シリーズ。
デビュー作で、ライトノベルと商業をミックスした作者が、このシリーズで挑むのは、錬金術。
主人公のクースラは、背信行為の罰として、戦争の最前線の町へ送られる。そこでは、前任者が謎の死を遂げており、その工房を引き継ぐことになったのだが、そこには”監視役”の白い修道女がいて・・・
派手さはないが、まっとうな錬金術、中世風世界を描いていて、今後が楽しみなシリーズ。
★★★★
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狼と香辛料は、通貨とかのギミックが面白いなぁとかありましたが、何はともあれロレンスとともに、ホッロホロにされてしまうのが楽しい本でした。
新作出たのですね。こんど読んでみよう
by ふもっ!? (2012-08-28 00:53)
ふもっ!? さん、コメントありがとうございますー。
まあねえ、ホロがなんといっても強烈でしたが、そこは、商業を持ってきたからこそ、ロレンスの、武力腕力魔術に寄らない主人公の「武器」との対比が生きているというのもありかと思いますです。
by cherryh (2012-09-02 17:13)