『君が衛生兵で歩兵が俺で』 [ライトノベル(少年・総合)]
作者が予備自衛官だとか。
半分高校生、半分自衛官の陸上自衛隊武山高校の学生、大嶽隼人。あるきっかけから同学年の美少女と友だち以上恋人未満になる。そんなある日、政府首脳が暗殺され、校長で防衛大臣でもある繭川巴が総理大臣代行になり、彼女は積年の思いを遂げるべく、自衛隊の国軍化に動くが・・・
自衛官と美少女のラブコメかと思いきや、かなりガチな内容。
どんだけガチかは読んでください、ってところですが、かなーり、ガチ入ってます。
逆に、ラノベらしい、ラブコメ度は低め。これは、作者がラノベの常道としてラブを入れたからというよりは、ラブについていろいろ疎いんじゃないかと邪推してしまいました。結末の、その後の話も、そんなわけあるかい、と思わず突っ込みたくなるようなご都合主義ともいえないような畳み方で、いろんな意味で、練れてないという感じがします。
が、まあ、いろいろと見所というか、読みどころのある1冊ではあります。
★★★
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