『スワロウテイル人工少女販売処』 [SF・FT]
なんか久々にハヤカワ文庫を読んだ気がする。
男女が別々に暮らさざるを得ない「自治区」、そこで人々は人工妖精とともに暮らしている。
人工妖精の一体、揚羽の、死んだ人工妖精の心を読む力を使い、連続殺人犯「アンブレラ」を追う男。
被害者の奇妙な共通点、そして、何度も死にながら、連続殺人を犯す犯人。事件の真相は。
自分の性にあった、今風のSFに久しぶりにであった感じがします。昔、大原まり子を読んだときのような感触。たとえば、『一人で歩いていった猫』のような。
気に入ったので、同じ作者の作品を探してみたら、電撃文庫でした。今はそうなのね。
★★★★
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